ペットロスとは、愛していたペットを亡くしたり、行方不明となったり、やむを得ず別れざるを得なくなった際に感じる喪失感や悲しみのことを指します。
ペットは家族や友人として、多くの時間を共に過ごし、深い絆で繋がっている存在です。
ペットを失ったことによる深い悲しみは誰もが経験することです。
しかし、重症化してしまうと『ペットロス症候群』と呼ばれる症状に悪化してしまう可能性があります。
近年ではペットの寿命も延びて、一緒に過ごせる期間が長くなっています。
一緒に過ごした期間が長いほどペットを失う悲しみも大きくなります。
ペットを失った悲しみを無理やり消してしまうことはできません。
悲しみと向き合い、受け入れることで私たちの心は癒されていきます。
共に、ゆっくりと悲しみと向き合い癒してきましょう。
ペットロスの症状とは
モイラ・アンダーソン著の『ペットロスの心理学』では、ペットロスになると、私たちは以下の6つの感情を抱くとされています。
- 悲しみ
- 混乱
- 怒り
- 罪悪感
- 否認
- 抑うつ
「ペットに苦しい思いをさせてしまった」
「もっとしてやれることがあったのに……」
ペットに対する罪悪感や自分に対する苛立ちを覚える人もいます。
中でも「抑うつ」は、元気がでない、やる気が起きないといった症状が続き、悪化すると深刻な症状を引き起こしてしまう可能性があります。
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ペット以外の要因による抑うつの症状
抑うつの症状は、ペットを失った悲しみ以外にも要因があることが多いです。
ペットは人の気持ちを察してくれる優しい存在です。
私たちが悲しいときや落ち込んでいるときの心の支えとなってくれます。
辛いときに支えてくれていたパートナーを失うことで、心の状態を健全に保てなくなってしまうことがあります。
以前から抱えていた人間関係や仕事の悩みを解消しきれずに、抑うつの症状が悪化してしまうケースがあります。
ペットロスから立ち直るヒント
周りに気を使って、悲しみを押し殺してはいけません。
泣くのを我慢しなくていいんですよ。
ペットを失って悲しむことは決して恥ずかしいことではありません。
悲しみを味わいきることが心の癒しに繋がっていきます。
悲しみを受け入れ感情を出し切る
ペットを失った悲しみから立ち直るには、悲しみを我慢することなく、しっかりと出し切ることが大切です。
「たかがペットが亡くなったくらいで」と思う人もいるのも事実。
いつまでも悲しんでいてはいけないと思って我慢しようとしてしまうかもしれません。
しかし、ペットを失った悲しみで辛くて苦しいときは、思い切り感情のまま涙を流しましょう。
感情を出し切った先に、癒しが訪れます。
同じ経験をした人とペットを失った悲しみを共有する
ペットロスから立ち直るには、同じようにペットを失ったことのある人と経験をシェアしてみましょう。
悲しみを共有することで孤独感が消え、自分だけじゃないという気持ちが力強い支えとなります。
ぜひ、このブログのコメント欄も活用して、ペットロスの悲しみを癒してください。
新しい子をお迎えする
新しい子をお迎えすることに罪悪感を抱く人もいらっしゃるかもしれません。
しかし、多くの人が新しい子をお迎えしたことでペットロスの悲しみを癒すことができたと語っています。
今すぐに新しい子をお迎えすることはできないかもしれません。
悲しい気持ちを癒そうとして無理に新しい子をお迎えすることはありません。
あなたにとってベストなタイミングがきっと訪れます。
ご縁を感じたら、新しい子をお迎えし、心から愛しましょう。